馬鹿レコードブログ

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馬鹿レコード:パパとあるこう

今回紹介するレコード。
恐らく100人中99人は、『ごく普通の曲じゃねぇか!』とか
『馬鹿レコードじゃないよ。無理矢理すぎ!』と思うでしょう。
ところが捻くれ者の僕は初めてこの曲を聴いた時に、
『なんかおかしいな・・・なんか変!』って思ったのです。
歌い手は大御所中の大御所です。
1980年の作品で、石原裕次郎さんの「パパとあるこう」です。

 

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NHKの「みんなのうた」でも放送されていたんですね。
曲調も歌詞も明るめな感じで、
父親の息子への気持ちを表したものです。

お前が生まれた日、どうってことないこの町が地球で一番素晴らしくなった。
とか
お前の笑顔を淋しい人に分けてあげよう。
という感じ。

さぁ、パパとあるこう。ララララ ララララ ラララララン。
さぁ、パパとあるこう。手を繋いで。

ええ、どうってことない歌詞です。

で、この曲は実はデュエットで、裕次郎さんの他に
太田裕之さん(以下、裕之くん)という子供さんが歌っています。
当時3~5歳ではないでしょうか。

裕之くんの『キャハハハ』という笑いや『パ~パ』という喋り
裕次郎さんの歌っている途中で合いの手のようにインサートするのですが、
それが何となく僕にはひどく邪魔に聞こえるのです。
上手く表現できないのですが、なんか裕次郎さんにまとわり付いてるって具合。
当の裕次郎さんもいつものようにディープボイスで歌っていて、
正直そんなに嬉しそうでも楽しそうでもなく(という僕の主観)、
実は内心、『うるせぇガキだな、あっち行けや!』と思っているんじゃないか?
とさえ考えてしまうのです。
裕之くんのテンションの高さと、裕次郎さんの淡々とした歌い具合の熱量の差が
僕のその思いを強くさせているのかなぁ?と。

そして僕の思い込みを強くしている理由がもう一つあります。
石原裕次郎さん自体に「父親」というイメージが無いのです。
事実、僕は裕次郎さんが父親役を演じた映画もドラマも存知上げません。
ウイキペディアで調べてみましたが、父親役を演じたものは無さそうでした。
私生活でもお子さんはいなかったですし。

という訳で、この曲はあの裕次郎さんが父親を演じた唯一の作品なのかな?と。
だとすると貴重な作品かと思います。
とはいえ、裕次郎さんは当時46歳。
ジャケット写真は若いお爺ちゃんと孫って感じなのですが。。。