今回は、先日紹介した伊藤かずえさんの「RUNAWAY」と
ちょっとだけ関係があると言えば関係ある曲。
石川秀美さんの「ミステリーウーマン」。
石川秀美さん。
元はなまるマーケットMCで元シブがき隊の薬丸裕英さんの奥様。
1982年デビュー、所謂「花の82年組」の元女性アイドル。
当時の僕としては、82年組で好みの順列を付けるならば、
中森明菜、北原佐和子、小泉今日子、早見優に次ぐ
5番手くらいだったかな。（敬称略）
あ、角川三姉妹も入れたら6、7番手くらいだな。
この曲は12枚目のシングルで、1984年のリリース。
冒頭で関係あると言った伊藤かずえさんの「RUNAWAY」は、
アメリカのロックバンド、ボン・ジョヴィの「RUNAWAY」の
丸々カバーですが、石川さんの「ミステリーウーマン」は、
作詞作曲：松宮恭子さん、編曲：椎名和夫さん、とクレジットされ、
くれぐれもカバーソングではありません。
それを承知の上で2曲を聞き比べてみて下さい。
よくわかる比較動画
https://www.youtube.com/watch?v=J96qyuLchn8
いやぁ、露骨。
僕はリアルタイムでは知らずに、だいぶ経ってから
これを知りました。
清々しいほど露骨なので、怒る気にはなりませんでしたね。
ただ、パ〇った事を何とかして誤魔化そうとしてるって
思われる点があって、それが妙に気になったんだよなー。
キラキラ気味のキーボード、女性コーラス入れてる点、
大サビに入る前の無理矢理入れた感じのオリジナルの小節、
その大サビの裏で入ってる、何言ってるか判らない男性の声とか。
数年後にボン・ジョヴィが来日した時に、とある番組で
ジョン・ボン・ジョヴィにこの曲を聞かせた所、
ジョンは軽く怒ってたそうです。
そりゃそうだよなぁ。
そもそも、なんで丸々カバーにしなかったんだろう？
石川さんのネームバリュー的に丸々カバーはNGだったのかな？
石川さんは、この次のシングルの「もっと接近しましょ」でも
やらかしてるんですよね。
まぁ、石川さんご本人は決して悪気は無いんでしょうけど。
ボン・ジョヴィのファンの方で、『カラオケでRUNAWAY歌いたい、
でも英語わからなくて歌えない』という方は、
この曲を歌いましょう。
（って、それなら伊藤かずえさんバージョンのRUNAWAY歌うよな）
