摩訶レコードブログ

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9/15(日) Metal Weekend 2019

昨日は、Zepp DiverCity Tokyoへ、Metal Weekendという
ライブイベントに行って来ました。

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合計で5バンド(前座含め)が出演する、ヘヴィメタルバンドによるイベント。
9月14日と15日の2日間で行われたのですが、僕は2日目のみを
見に行きました。
本格的なメタルのライブは3月以来です。

 

出演するバンド(ミラス、というバンド)のサイン&撮影会に参加する為に、
新潟の自宅を7時すぎに出て、DiverCityに到着したのが11時30分頃。
既に50人くらいの人達が並んでいました。

サイン&撮影会に参加する為にはグッズを買わなくてはいけません。
販売開始は13時。
約1時間30分を屋外で待つ事になります。
天気予報では曇りor雨だったはずなのですが、晴れててなおかつ暑い!

ですが、早めに並んだ成果があり、無事に参加券をゲットできました。

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ライブ会場の開場時間は15時で、1時間以上時間があるので、
そこらへんを散策します。

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ガンダム

 

近くでやたら陽キャパリピの人達が大勢いるので、何事か?と見たら、
ULTRA JAPANというフェスをやっていました。
現在の僕には縁遠い世界です・・・

 

あとは自由の女神とかフジテレビとか。

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TBSは勿論ですが、過去にはNHKにもテレビ朝日の庁舎にも入った事があり、
今回フジテレビにも入ったので、あとは日本テレビだけです。
(お待ちしています)


さて、肝心のライブですが、僕はスタンディングのチケットなので、
16時から21時くらいまでずーっと立ちっぱなしです。
ジジイの僕には堪えますが、こういう時は地蔵(棒立ち)でいるよりは
身体を動かしたほうが楽なのです。
なので、なるべく積極的に動くようにしていました。

 

どのバンドも良かったのですが、やはり目的のミラスは素晴らしかったです。
僕的に印象深かったのは、このバンドのライブにはダンサーの女性が参加します。
その女性がキャンドルが何本か指してある冠を被って登場して、
仰向けになってお腹をヘコヘコする踊りが、シュールで面白かったです。

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撮影禁止だったけど・・・ごめんなさい!


このMetal Weekend。来年も開催される事が決定しました。
メンツ次第ですが、また見に行きたいですね。

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サイン

 

摩訶レコード:アイ・ラブ・ユー、OK

今回は比較的新しい曲で、ミスマッチを狙ったのかなぁ?というもの。
アルバムの中の一曲で、この曲だけをダウンロードもできます。

かもめ児童合唱団の「アイ・ラブ・ユー、OK」です。

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かもめ児童合唱団は神奈川県三浦市在住の声楽家・小島晁子先生の指導の下、
1972年に結成され、現在4歳から13歳までの約30名のメンバーで構成されている、
ガチで子供達だけの合唱団。
“みんなで歌えば、それが合唱!”というコンセプトのもと、
大きな声で伸び伸びと歌う独特の合唱スタイルが魅力。
地元の港町・三崎に縁のある北原白秋や小村三千三の作品を中心に歌い、
三浦市近郊でのイヴェントや自主ライヴを開催、だそうです。

 

この曲は2010年リリースのファーストアルバム、「焼いた魚の晩ごはん」に収録。
矢沢永吉さんのソロデビュー第一弾シングルのカバー。

 

大人の恋愛の世界感の歌詞を、恋愛のれの字も知らないような
無垢な子供達が歌うというもの。
正直、「歌わされてる感」は強いのですが、
昔のちびっこのど自慢系番組で歌唱力の高いちびっこが、
やたら背伸びしてコブシを回して演歌を歌うような嫌味は全く無いので、
僕がジジイになってるかもですが、素直に『まぁかわいい』と聴く事が出来ます。

 

元々原曲は素晴らしいのですが、アレンジも見事で木琴がいい味出してますね。

アルバムには他にも、スピッツ小椋佳さんやTHE BOOMのカバーが入っているし、
元モーニング娘。安倍なつみさん、THE BOOM宮沢和史さんが
ゲストボーカルとして参加しています。

 

iTunesだとアルバム名は「骨まで食べて、ほめられた」になってるんです。
なぜだろう?

摩訶レコード:機動戦士

今回紹介するのは、所謂”パチモン”ソングの範疇かな?と思います。

 

平多正於さんという方が監修された発表会レコードというEPに収録の、
宮内良さんの「機動戦士」です。

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ジャケ絵を見る限り、「え、これって、機動戦士ガンダムだよね?」と。
胸の部分なんかモロですよね。
ただ、頭の部分がちょっと違うんだなぁ。
まぁあまりにも似てるとヤバいので、わざと変えたのでしょうが、
別の理由もあるようで、この理由は後ほど判明するのですが。

 

1983年のリリース。
歌っている宮内良さんは、NHK教育TV(当時)の「おかあさんといっしょ」の
4代目歌のおにいさん
ミュージカル俳優でもあります。

 

作詞は平多正於さん、作曲・編曲は松山祐士さん。
この松山さん、調べたらなんと、ガンダムのOP曲である「翔べ!ガンダム」の
編曲に携わっていました。おいおい、いいのかよ。


ガンダムのパチモンであるが故、曲調もソックリとは言わないまでも、
翔べ!ガンダム」に似ています。
ベースが格好いいですよ。

 

歌詞なのですが、これがねぇ・・・かなり酷い。
「え?ガンダムなんだよね?」って具合。
期待していたのを逆に裏切られるというか、そしてその裏切りは
僕的には良い方向に裏切ってくれているのですが。


※(←くりかえしのサビ)
ヒューン ヒューン
ブルー!レッド!イエロー!
パッパッ ズガーン
ホワイト!グリーン!
ファイト ファイト ファイト

(一番)
機動戦士は 宇宙の戦士
はがねの身体は 鳥より軽く
スピードマッハだ 飛んでいく
ヒューン ヒューン
パッパッ ズガーン
侵略してきたエイリアン
一歩も入れずに 追い返せ


まず※のサビの部分ですが、擬音表現がひどい。
「ヒューン」、「パッパッ」、「ズガーン」って。
ヒューンとズガーンは何となくイメージできるけど、
「パッパツ」って何?

 

次に、ブルー!レッド!イエロー!ホワイト!グリーン!
ここで「ん?」ってなります。
あれ?ガンダムですよね?
戦隊ヒーローじゃないんですよね?、と。

 

(二番)

機動戦士は 宇宙の戦士
ひたいのダイヤは レーザー光線
鉄をもつらぬき 焼き尽くす
ヒューン ヒューン
パッパツ ズガーン
化け物みたいな怪獣も
身軽に颯爽 うちのめす


この歌詞から、ガンダムのような人間対人間ではなく、
敵はエイリアンや怪獣である事が判明しました。


(三番)

強敵相手にゃ 五人の戦士
みごとに合体 巨大な姿
ウルトラ・スーパー 超魔人
ヒューン ヒューン
パッパッ ズガーン
広い宇宙を支配する
すてきな平和の 守り神


なんとこの機動戦士は、5人(5体)の合体モノでした。
恐らく、ブルー!レッド!イエロー!ホワイト!グリーンとは
それぞれの機体の色なのでしょうね。
って、ジャケ絵と配色が違うじゃん!
どうなってるんだよ・・・無茶苦茶だよ、もう。

 

さらに、ようやくジャケ絵の頭の部分がガンダムに似てない理由が。
恐らく頭の部分だけは「コンバトラーV」なんじゃないかなぁ、と。
そうすると合体モノなのも納得します。


平多さんには申し訳ないのですが、それにしても歌詞がドイヒーで、
語彙力の無い小学生が3分くらいで考えたのか?って感じがします。
ウルトラ・スーパー超魔人って。。。
最後の最後には「神」扱いですからね。

 


最後に、この「機動戦士」、肝心の名前がありません。
あはははは。

私の恋人

昨日は東京・下北沢の本多劇場で、「私の恋人」という芝居を
見てきました。

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まぁ、目的は言わずもがな、のんさんなのですが。

 

新宿から下北沢まで小田急線で行ったのですが、
ふと気が付くと、目の前の座席に佐藤B作さんが座っておられました。
文庫本を読まれており、私以外は誰も気付いてなかったみたい。
同じく下北沢で下車されました。

 

会場にはお祝いの立札が。

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キョンキョン

 

小日向文世さん、のんさん、渡辺えりさんのほぼ3人芝居。
幸いにも、かなり前のほうの座席で見る事ができました。

 

のんさん、顔(頭)が小さいなぁとか、前より痩せたかなぁとか、
小さなエクボが出来るんだ、とか。

あと、もう20年くらい前になりますが、新宿のシャネルの前で
渡辺えりさんを見かけた事があるのを思い出したりして。

 

芝居の内容というかストーリーですが、正直、よく判りませんでした。
今でも判っていません。


終わった後は、近く(同じ建物)の新宿レコードさんへちょっと立ち寄り。

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下北沢だけど新宿レコード

 

下北沢へお店を移動されてからは初めて。
西新宿よりはちょっとスペースが小さくなってましたね。
忌野清志郎さんの使っていたギターと、ペイジ&プラントのサインのある
ギターが飾られていました。(写真撮らず)

 

あとは、毎度御馴染みの御茶ノ水ディスクユニオンさんへ。
なかなか摩訶なレコードを入手したので、次回にでも取り上げましょうかね。

摩訶レコード:ワンダー・ブギ

今回は石野真子さんの「ワンダーブギ」を取り上げます。

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「ザ・アイドル」といった感じの曲を多く歌っていた真子さん。
何を隠そう、僕も真子さんのファンでした。

 

デビュー曲の「狼なんか怖くない」の頃はそうでもなかったのですが、
セカンドの「わたしの首領」あたりからファンになりました。
まぁ、これも凄い曲名ですね。首領って・・・

 

中2の時、チャリでわざわざ遠く離れた町のレコード屋に行き、
ミュージックテープを万引きしたっけ・・・

あと、月刊明星の付録の水着ポスターの股間の部分を
丸く切り抜いて、そこにXXXXを突っ込んでいたっけ・・・

 

これは1979年リリースの6枚目のシングル。
それまでも、「日曜日はストレンジャー」とか「プリティー・プリティー」など、
思春期・多感期の男子がまともに聞くのはちょっと恥ずかしい曲を
リリースしてましたが、この曲はそのピークとも言えるのでは。

 

作詞:阿久悠さん、作曲:馬飼野康二さん。

 

「ブギ」とは謳っていますが、僕的にはステイタス・クオーAC/DCぽさを
全く感じないので、ブギだとは思えませんね。


ブギウギ・シュワッチ ブギ・ドゥワー
ブギウギ・シュワッチ ブギ・ドゥワー
真夏はユカイ (真夏はユカイ)
ワンダー ワンダー ブギウギ

鯨の背中の上で
ビキニの娘が踊る
ゆらゆら揺れてる胸に
鴎が見とれて落ちる
仲間の鴎が怒り
娘のビキニをはずす
パパイヤみたいな胸に
鴎は真赤に染まる
ただよう鯨に 真赤な鴎
セクシー娘のきりきり舞い

ブギウギ・シュワッチ ブギ・ドゥワー
ブギウギ・シュワッチ ブギ・ドゥワー
真夏はユカイ (真夏はユカイ)
ワンダー ワンダー ブギウギ


いやぁ、凄い歌詞。
まさにワンダー=摩訶、な曲だと言えますね。

 

阿久さん、ピンクレディーで相当お疲れだったのでしょうか?
”色々とキメながら作ったんじゃないか?”とも思える歌詞。
阿久さんはお酒が好きだったようなので、だいぶ酩酊されてたとか?

 

とはいえ、「ブギウギ・シュワッチ ブギ・ドゥワー」というフレーズは
一度聴いたら脳に焼きこびり付く程の絶対忘れない強烈なもの。
さすが阿久先生、不世出の作詞家だと改めて思い知らされます。
でも、円谷プロからクレーム来なかったのかな?

 

ちなみに阿久先生、調べたら真子さんのデビュー以降、
ずっとEPレコードの作詞を任されていたのですが、
これが真子さんとの最後の仕事となっていました。
あははは。


Youtube等で嫌というほど見られますが、やはりこの曲での
バックダンサー(時に子供・時にスクールメイツ)の変な踊りは
語らずにはいられませんね。

この曲はサビから始まるのですが、サビ終わりでバックダンサーが
小競り合いというか喧嘩(小芝居)を始めて、それを真子さんが
『やめなさい!やめなさい!やめてぇえええええ!』と叫んで止め、
そこからAメロに入ってすぐのバックダンサーの謎の踊りが
いつ見ても笑ってしまいます。

 

この後も、「ジュリーがライバル」、「春ラ!ラ!ラ!」、「ハートで勝負」など、
聞くだけでもこっ恥ずかしい曲名のレコードを真子さんは懲りずに出し続け、
ファンである僕はその度に『またこんなんかよ・・・』と、落胆していたのでした。

摩訶レコード:今は仲良くやってます

今回は、森雄二とサザンクロスの「今は仲良くやってます」を取り上げます。

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全員、どこの何を見てるんだろ?

 

 

1975年デビューの4人組ムード歌謡グループ。
1977年に「足手まとい」がスマッシュヒット。
ちなみにリーダーの森雄二さんは昨年死去されています。

 

このグループの特色は、ボーカルである菅野ゆたかさんが独特の
甘ったるい声で女心を唄う点と、
バック・コーラスが裏声を使って、「あ~、う~」と演奏する点でしょう。

 

サザンクロス、というグループ名も格好いいですね。
南十字星ですよ。
僕の世代として、「北斗の拳」でシンがユリアの為に作った都市を思い出します。

 

1980年リリース。
作詞:山田孝雄さん、作曲:叶弦太さん、編曲:薗広昭さん。


好きだからついてゆく ゆくゆく後ろから
わがままは初めから 知っていたけれど
やがてあなたの 冷たさに触れて
もう別れかと 泣いたりしたけれど
嘘 嘘ね 誤解してたのね
今は仲良く 今は仲良く
ヤンヤヤン やってます


歌にはサザンクロス特有の、いつものナヨナヨ感じが充分出ています。

 

「今は仲良くやってます」って事で、昔は相当仲が悪くて
髪の毛を引き摺り回したり顔に膝入れたりするような険悪さだったのかな?
と思いましたが、さすがにそこまでの悪さではなかったようです。

 

ヤンヤヤンって何?って気になりますね。
昔、「ダウンタウンのごっつええ感じ」で、松本さんと今田さんが
「ヤンヤヤ ヤヤヤヤン♪」と歌うコントがありましたが、
まさか元ネタはこの曲なのかな?とも思ったりもして。

摩訶レコード:ROBOT

以前、石丸奈津子さんという方の「私はロボット」という曲を
紹介しましたが、今回はそれ以来の”ロボット歌謡”を紹介します。
榊原郁恵さんの「ROBOT(ロボット)」です。

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郁恵さんがMAX体重だった頃?


1980年リリースで、郁恵さんの17枚目のシングル。
郁恵さんに関するプロフィールは割愛します。

 

作詞:松本隆さん、作曲:筒美京平さん、編曲:船山基紀さん。
松本さんと筒美さんといえば、作詞作曲の世界では
ハンセン&ブロディかザ・ロード・ウォリアーズかって具合で、
ゴールデンコンビと呼ばれた方々です。

 

当時はこんな言葉はまだ無かったですが、所謂「テクノ歌謡」です。
まぁ、テクノって言ってもそんなに大した事は無く、
電子ピアノがメインの演奏と、バックでピコピコ音がしてるぐらいですが。

 


月だけが夜の空を彩り
ため息のほうき星が流れる
あなたに命令されれば
私は何処でも飛んでく
硝子の都会を横切り
今すぐあなたに会いたい

愛してるとひと言
つぶやくだけでいいのよ
この心も手足も
思うままに動くわ
お気に召すまま
そうよ私ROBOT

 


大サビに入る前の電子音での
「ペーペーペペペ ペペーペ ペー」が印象的。

 

郁恵さんはこの曲の振り付けで、ロボットダンスを披露。
ただこれも、吹越満さんのロボコップ演芸のようなものとは程遠く、
言われて想像するようなロボットダンスを大きく裏切るもので、
全くカクカクしてなかったと記憶。
だけど、振り付けを完璧にこなして尚且つ口パクでなく歌うのは、
考えてみればパフューム並みに難しいのかも?