今回紹介するのは、今や参議院議員の大先生でもある
山本太郎さんのアルバム、「悪い大人に騙されて」です。
1992年のリリース。
風船おじさんが行方不明になったり、
松井秀喜さんが甲子園で明徳義塾から5打席連続敬遠をされたり、
俳優のミッキー・ロークが猫パンチでダリル・ミラーに勝った年です。
アルバムの内容よりも、まず目が行くのがジャケットでしょう。
もう、色んな意味で凄い。敢えて深くは追求しません。
もちろん、裏ジャケも凄い。
CD自体も、名前をでかでかと書いていて、自己顕示欲が強い。
歌詞が載ってるフォトブックみたいなのも凄い。
ここまでで、もうお腹一杯なのですが、
僕が一番気に入った写真はこちら。
もうね、意味わからん。
なぜ雨の中で牛を引く?
しかも、他の写真は晴れだから、これだけ雨待ち?
収録曲は全10曲。
全体的にはアイドルポップとロックの中間って感じで、僕的にはちょっと消化不良。
山本さんご本人はパンクっぽいのをやりたかったみたいで、
そうなっていたら、ハイテンションでギラギラしていた当時の太郎さんを
封じ込めた歴史的な一枚となったんだろうなぁって、残念に思います。
最後にCDの帯。
あははは。
「裸で漕ぎだす芸能海!」
芸能界の界(かい)を海(かい)ってもじったセンスが、もう、ね。
あと、「やったろー(太郎)ワクワクプレゼント!!」ってのも、ね。
当然というか、既に廃盤になっています。
オクや中古盤屋で見かける事ができるので、興味持った方は是非。