ニッポン放送のラジオ番組「ビートたけしのオールナイトニッポン」の
1981年頃の初期の放送を聴いていた方は記憶に残っていると思います。
伊丹幸雄のウィスパーカードです。
ウィスパーカードは、ブロマイドの裏に小さなソノシートが付いたもの。
歌ではなく肉声でファンに語りかけるというのが売りのようで、
その語りは棒読みで大した内容は無く、聴いていて恥ずかしくなるような感じ。
33と1/3回転で聴けます。
当時は200円程度で売られていました。
伊丹幸雄さんについての詳細についてはウイキペディアに任せます。
1981年に「ビートたけしのオールナイトニッポン」にて
このウィスパーカードが取り上げられて放送でオンエアされて、
その摩訶さ加減が一躍リスナーの間で評判になったのでした。
シートはその1からその3までが存在するようです。
シート1はオクなどで案外簡単に手に入れられると思いますが、
その2とその3はなかなか探し出すのが困難です。
先日その3をようやく入手でき、めでたくコンプリートとなりました。
そのうちYoutubeにアップしようと思いますが、
やはり苦労した分も含めてその3が一番摩訶かな。
『最高記録はおしるこ10杯、いや100杯、、、やっぱり10杯 食べた事がある。』
という語りには懐かしさがこみ上げてきました。
ただ、新たに最大の謎が生まれてしまいました。
3つのどれにも『バイビー！』というフレーズが入ってないのです。
脱力系の話を延々とした伊丹さんが最後の挨拶で『じゃあね、バイビー！』と言うのに
たけしさんが大ウケし、以降ご自身のラジオの締めでも「バイビー！」を使い、
色々な番組でもバイビーを駆使し、それから「バイビー」は瞬く間に
日本中のたけしフリークの間での別れの挨拶になったのです。
その後はたけしさん以外のタレントも使うようになり、流行語となりました。
これがバイビーの語源、なのです。
なぜ入ってないのか？
たとえば、入ってるものは初期ロットで、セカンドロット以降は入ってないとか？
情報が全く無いので判りません。
「バイビー！」こそが醍醐味、「バイビー！」あってこそなのに！
もしもこのブログをご覧になった方で事情を知っている方がいらっしゃいましたら、
是非教えて下さい！
