摩訶レコードブログ

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摩訶レコード:SO DEEP

三原じゅん子さんがJUNKO名義で初めてリリースしたLPレコード。
なんとメタルに挑戦です。
1985年リリースの「SO DEEP」。

 

作詞や作曲の面で、所謂ジャパメタの大物達が協力。
アースシェイカーの西田&石原、44マグナムの広瀬、
筋肉少女帯の橘高など。
タイトル曲の「SO DEEP」でギターを弾いてるのは、
当時はまだほぼ無名の松本孝弘(B'z)。
さらにはラウドネスの「ANGEL DUST」をカバー。

 

三原さんの歌唱はそこまで酷くありません。
当時の同期のアイドル達の中でも僕としては三原さんは
上手いほうだと思っていましたし、ロック向きだとも。
(声が太いし)

 

曲も恰好いい曲ばかりですね。
三原さんの歌唱にも違和感が無いです。
A面3曲目の「WIRE ROCK」が一番気に入りました。

 

でも「ANGEL DUST」はイマイチ、いや、イマサンくらいかな。
かなり苦しそう。
本家のラウドネスのニイちゃん(Vo:二井原)の凄さが際立ちます。

 

映像で歌ってる姿見たいけど、残っていないようなんですよねぇ。
そもそもTV番組に出てたのか記憶にないですが。

11/6 ガンズ・アンド・ローゼズ

11月6日、ガンズ・アンド・ローゼズ公演を観に行ってきました。

 

さいたまスーパーアリーナに着いた時点で感慨深かったなぁ。

 

グッズは欲しいものが無かったのでパス。
九谷焼の豆皿はちょっと心動いたけど。

 

場内への持ち込み禁止物一覧。

武器って。
あははは。って、しようと思えば何でも武器になると思うけど。

 

座席は奮発してGOLD席というアリーナ前方9列目でした。

前座が後にBAND-MAIDに決まったのも嬉しかった。

 

3時間弱だったと思うけど、いや~疲れた。
コロナでライブ行けなかったから鈍ったのかなぁ。
体力付けないとやばいです。

摩訶レコード:一匹狼

今回もジャケ買いの一枚。
長尾えいじという方の「一匹狼」。

 

 

買ってから気付いたのだが、作曲が和田香苗さんだった。
この人、冠二郎さんの「炎」「ムサシ」「バイキング」の
いわゆる冠二郎ネオ演歌3部作の作曲家さんという事で
よく記憶していました。
作詞は熊たけし、編曲は湯野カオル。

 

さてジャケットなのですが、お店の看板の上に長尾さんの写真が。
長尾さんの写真込みでの看板なのか?とさえ一瞬思えた。
●パホテルみたいな感じの。

 

金蝶堂太田店というお店で、調べたら岐阜県にある和菓子屋だが、
金蝶堂という店がいくつかあり、中には事業停止した店もあるので
よく判らないけど、どうやら「みのかも金蝶堂」という店らしい。
で、この長尾えいじさんはどうやらその店の二代目のようです。
(間違ってたらごめんなさい)

 

リリース年不明。
レーベルも不明で、盤には「VOX」とあります。

 

曲は、北島三郎さん風の浪曲演歌って感じですね。

 

今回紹介するレコードの他にも2枚ほどリリースされています。
「生菓子小僧」「まんじゅう小僧」だって。


あははは、むしろそっちもほう聞きたくなってきたわw
しかも、岐阜県菓子工業組合やら全国菓子研究団体連合会の
名和会から推薦受けてた。
すげぇなぁ。

摩訶レコード:奇跡を起せ風雲児/真紅の旗

鈴木しげるという方の「奇跡を起せ風雲児/真紅の旗」。

 

2022年10月22日現在の日本のプロ野球は、ヤクルトとオリックス
日本シリーズ第一戦を行っています。
読売はクライマックスシリーズにも出られず、蚊帳の外のBクラス。
過去に不倫で反社に一億円払ったり、「けつあな」選手に
何のペナルティも課さない、原辰徳監督の来季の続投に対し
不満を持ったり疑問視してる読売ファンも少なくないとか。

 

その原辰徳さんへ送る応援歌、と言って差し支えないでしょう。
ただし、現在や現役選手時代ではなく、高校球児の頃の原さんの
応援歌なのです。

 

過去、何人かの高校野球の人気者がいましたよね。
太田幸司定岡正二荒木大輔、桑田・清原、松井秀喜、ハンカチ斎藤。
でも、確か高校球児の頃のその方々を応援するレコードって無いのでは?
ちょっと思うけど、原さんの高校時代って、これらの人達に匹敵するほど
そこまで人気高かったかなぁ・・・?

 

で、鈴木さんですが、なかなか情報が得られなかったのですが、
僕が以前TBSラジオの「伊集院光とらじおと」のアレコードコーナーに
出演させて頂いた時にチョイスした、岡田大介くんが歌う
「あこがれの辰徳お兄ちゃん」の作詞をされてる方、という事が判りました。
考えると、結構な熱心な原辰徳フリーク、なのかしら。

 

A面の「奇跡を起せ風雲児」。
いきなりの尺八で驚かされます。時代劇主題歌じゃないんだから。
高校球児とアンマッチだろ。
曲調が軍歌風なのがまた驚き。

 

B面の「真紅の旗」。
ロボットアニメ風の曲調。
ティンパニとトランペットと歪ませたギターが活躍。
『血みどろライバル 明日は友』って何だよ。
乱闘ありき?

 

両曲とも、原さんのバッティングがどうとか守備がどうとか
野球面での特徴に触れた歌詞じゃないのがミソw

 

『一個人選手に関する歌は駄目』とか、高野連から注意付かなかったのかなぁ。

摩訶レコード:恋はGIN GIN

斎藤恵美子という女性の「恋はGIN GIN」。

 

 

実際に音を聞くまで判らなかっのたですが、
「ギンギン」ではなく「ジンジン」です。

 

斎藤さんの情報は検索しても出てきませんし、
リリース年も判りませんね。
レインボー・ハウス株式会社という聞きなれない会社から
リリースされています。

 

作詞:古木二郎、作編曲:山本祥二。

80年代ちょいツッパリ風の風貌なので多少は予想していましたが、
明るめロックンロール調の曲です。
斎藤さんの歌声もそれなりにアイドル風なのですが、
『あ”~ん』とコブシを効かせるフレーズがあり、
『え?元は演歌歌手なの?』という驚きがあります。
(B面は演歌調の曲です)

 


そうよ私は抱かれたら心を開いて
あなたの全てをむかえるつもりよ

 

抱きしめてGIN GIN 後ろからGIN GIN

 

お茶を飲んだりするだけじゃ物足りないから
あなたと二人ではやくGIN GIN したいの

 

おさえきれない体がGIN GINしているの

 

はやく来てGIN GIN いかせてよGIN GIN

 


歌詞が案外ハードですが、斎藤さんの歌声と曲調とで
そんなにエロさを感じないです。

でも、ギンギンにしたらどうだったか?と考えると、興味深いですね。

長岡市へ

今日は、新潟は長岡市にある新潟県立近代美術館まで
サルバドール・ダリ版画展」を観に行ってきました。

 

長岡市は、僕の住む新潟市からは高速道路で約1時間。
僕は小5と小6の時に住んでいました。
行くのは20年ぶりくらいかなぁ。
なんかウキウキして、朝8時に家を出て9時には着きましたよ。

 

ダリ版画展は、変な言い方ですが、楽しめましたね。
ダンテの神曲の「地獄と煉獄と天国」をモチーフにしたものと、
『これ、絵で描いたの?写真?』と思えるほどの絵画群に
感嘆いたしました。
グッズが販売されてなかったのが残念かな。

 

せっかく長岡に来たのだからという事で、少々街を回ります。
この街も変わらねぇなぁ@ハンバーグ師匠とばかりはいかず、
すっかり様変わりした街の風景に驚かされます。

 

母校の小学校(阪之上小学校)はすっかり変わってました。
『小学校なの?高校っぽい。』と思ったりして。

 

住んでたアパートも、新しいビルが建っちゃったわ@BAND-MAIDとばかりに、
マンションになっていました。

 

よく買いに行ってた模型屋が現存したのは感動。
看板こそ変わったものの、それ以外はあの頃と変わってないんじゃないかな。

 

友人が経営している料理屋にも行こうかな、と思いましたが、
連絡してないし、心の準備が出来てなかったし、
昼時なので混んでるかと思ってスルーしました。
ごめんね、オッカァ。

 

最後は、ちょうど母親の月命日なので、団子を買って、

家に帰ってから仏前へ供えたのでした。

今は場所が変わったけど、昔は確か長生橋から歩いて15分くらいの所で、
知らずに母親とえらい距離を歩いて買いに行った事があるのです。

いい思い出です。

追悼:アントニオ猪木さん

参った。
今年は僕にとって辛い事が続く一年らしい。

 

ボーナスがやたら少なかったり、行きたかったライブに行けなかったり、
仕事では無理難題言われたり嫌いな人とペア組まされたり。
先日は母親が亡くなり、そして今日、アントニオ猪木さんが亡くなった。

 

片翼をもがれた気分です。
ビートたけしさんと並んで、猪木さんは僕の人格形成に大きく影響を与えた人。

 

そしてまた、英雄像そのものでした。
小学生低学年の頃は、ロボットアニメや特撮ヒーローに憧れていたけど、
所詮は実在しないもの。
ところが小学生高学年になりプロレスを見て、実在するヒーローを知る訳だから、
そりゃ夢中になりますよ。
確か赤いタオルとか持ってたもんね。
僕が初めて買ったLPレコードも「燃える闘魂」っていうLPレコードだし。

 

あの頃は全日に比べて新日はギラギラしてましたね。
猪木さんの持つ雰囲気そのまま、という感じ。
猪木さんは体型が恰好よかった。
逆三角形で、プロレスラーとしては理想の体型なんじゃないの?

 

猪木さんのベストバウトは何か?

日本人同士という事であれば、断然88年8月8日の藤波辰巳戦であろうか。
負けなかった猪木、勝てなかった藤波。
プロレスを見て泣いたのはあれが最初で最後(今の所)。
僕にとってはあの試合は、競馬で言えばメインレースで、
あの後の試合は12Rみたいな感じですね、悪いけど。

 

外人選手だったら誰かなぁ?
ボブ・バックランド、アンドレ・ザ・ジャイアント、スタン・ハンセン。
やはりIWGP決勝でのハルク・ホーガン戦かなぁ。
あの結末は誰も予想できなかった。
いい意味でも悪い意味でも「裏切り」だったなぁ。

 

現在の総合格闘技があるのは、猪木さんのおかげでしょ。
猪木さんが「アリと戦う」って言ってなければ、現存してるかどうか・・・

 

猪木さんの実物を見たのは、猪木さんが引退してからなんです。
現役時代の試合は生で見ていない。
いつだったか新日を見に行ったら、選挙応援なのか新潟入りしていて、
途中の休憩時間に出てきた。
考えれば『元気ですかー!』は現役時代はやってなかったから、
あれはあれで得した、と思う事にしよう。

 

『出る(戦う)前に負ける事考える馬鹿いるかよ』は、心に刻まれている。
これからも何かある度にこの言葉を思い出して行きたい。

 

猪木さん、どうもありがとうございました。