摩訶レコードブログ

摩訶レコードbot(Twitter)のブログです。

摩訶レコード:男が憎い

以前、このブログの「怖いジャケット2020・夏」で取り上げましたが、

https://baka-records.hatenablog.com/entry/2020/08/11/192719

その内容に触れてみたいと思います。

弓晃子の「男が憎い」。

 

曲名の字体が特徴ありますね。
弓さんの直筆でしょうか?

 

1978年に、プリンスレコードというレーベルからのリリースなのですが、
このレーベル名を見てピン!と来た方はこのブログの熱心な読者さん。
王子様こと和田たかしさんでお馴染みのレーベルなのですね。

https://baka-records.hatenablog.com/entry/2017/09/10/141024

 

作詞:小島胡秋、作曲:天井正、編曲:河井英郎。

男が私を駄目にした。だから男が憎い、という判り易い歌詞。
酒でも飲まなきゃやってられねぇよ、と、酒に溺れています。
藤圭子さん路線の哀愁演歌というかブルース演歌という感じかな。
まぁ、恨み節、ですかね。

 

予想に反して弓さんの声が、巻き舌というか舌ったらずに聞こえるので、
実際に会話してみたら『案外可愛いじゃん』ってなりそうにも思えます。

摩訶レコード:又々出太男

今回は歌手名だけで買ったレコード。

 

段田男うんこちゃん、ぱいぱいでか美などの珍名歌手はいる・いたけど、
『昭和の時代に、こんなくっだらない名前の歌手がいたんだ』って呆れた。

 

ちょっと石坂浩二さんに似てるとも思える

 

 

又々出太男

 

 

あははは、「またまた でたお」!

 

検索しても出太男の情報はほとんど得られません。
というか、皆無に近い。

 

まさか本名とも思えないし、所属事務所は何処だったんだろ?
社長はどんな思いでこの芸名を付けたんだろ?
芸人でもあるまいし。本気で売り出す気、あったのだろうか?
仮に、売れた場合の事も一切考えてなさそう。
そしてこの名前を貰った出太男の気持ちはいかに?

 

出太男のリリースした曲は、どうやら一曲のみのようで、1983年。
「人生裏表」という曲。

 

曲自体はそこまで悪くない。
作詞:国沢常児、作曲:間中政一、編曲:松井ひさし。
出太男の歌いっぷりは、村田英雄路線というか、浪曲演歌です。

 

ところが、これがなぜか3枚のシングルで、A面は一枚だけで
他はB面扱いで、別歌手とのカップリングでのリリースという変則っぷり。
謎が謎を呼ぶのであります。

「裏表」だからA面とB面ってこと?まさかね。

 


やっぱり売り出す気なかったんだな、こりゃ。

めちゃシコ!水着ジャケ!

猛烈な勢いの台風14号が日本に近づいてる現在。
この台風が秋を連れて来るのかしら?なんて。

 

そろそろ2022年の夏も過ぎ去ろうとしていますが、
夏の終わりらしく、今回は水着ジャケットを扱ってみます。
当然の事ながら女性の水着で、80年代アイドルに限定してみました。

 

 

甲斐智枝美
いまいちヒット曲には恵まれなかったような記憶があります。
お米屋だけ?で売られていた飲料物「プラッシー」のCMに出てましたね。
あと、不幸なお亡くなり方をしているんですよね・・・

 


●きゃんきゃん
このブログでも過去に取り上げた事がありますね。

https://baka-records.hatenablog.com/entry/2019/04/28/202514

 


●斎藤慶子
この方の写真集が欲しくて、嫌味なババァが店番をしている本屋から
お金を払わずに拝借した事を思い出します。

 


倉田まり子
ファンでした。
石川ひとみさんと似てる、ってよく言われてたなぁ。(石川さんも好き)
NHKの歌番組「レッツゴーヤング」で女性チームキャプテンじゃなかったっけ?
とある事件に巻き込まれて、ご本人は関係を否定するも、芸能活動からの
引退をせざるを得なくなったのは残念でした。

 


河合奈保子
一番のセールスポイント、肝心の胸が映ってないのが何事だ!って思います。

 


川島なお美
女子大生タレント、のイメージが強かったですね。
確かカンニングで話題になったような。
その後に女優やらワイン通やらで活躍しても、
「所詮はお笑いマンガ道場出身」って言われるのが可哀想でした。

 


岩井小百合
横浜銀蝿グループ、所謂「銀蝿一家」の妹分としてデビュー。
僕的には『これってマイナスイメージじゃないの?』と思っていました。
初コンサートが日本武道館で、空席が目立ってたという話を聞いた記憶が。
「今、いじめが爆発する!」ってドラマの主役じゃなかったかな?
猛烈にインパクトあるドラマ名だけど、内容は全く覚えていません。

 


小泉今日子
2枚目のシングル「素敵なラブリーボーイ」。
この頃はまだアイドルアイドルしていました。
このシングルはジャケットが2種類あって、現在ではビキニのほうが高価値に。
両方ともピンナップも付いていて、これも2種類。
現在のCDのTYPE-A、TYPE-Bの元祖みたいなものでしょうか。

 


●芦川よしみ
元々は演歌歌手で、CMで武田鉄矢さんとデュエットしたりしていましたね。
笑福亭鶴光さんの「オールナイト・ニッポン」のアシスタントをやっていて、
ミッドナイト・ストーリーというラジオドラマコーナーで、
本気とも思える喘ぎ声を出して話題になった記憶があります。

 

 

考えてみれば、好きなアイドルの歌も聞けるし、他の目的にも使えるし、
一石二鳥なんですよね。
いい時代でした。

 

以上です。

イエス

9月6日と7日は東京へ行っていました。
目的はイエスのライブです。

 

喪中でしたが、母親が亡くなる前にチケットは買っていたし、
一階の三列目という良い座席だったので行く事にしました。

 

実は今回が生のイエス初体験でした。
これまでにも何回かチャンスはあったのですが、何かと重なったりして
行った事がなかったのです。

 

素晴らしいライブでしたし、楽しかったですね。
オープニングの「火の鳥」で感極まって早くも目に涙浮かんでいたと思います。

 

前にも書いたかと思いますが、僕はライブ前には予習しないタイプなので、
現在はアルバム「こわれもの」と「危機」が頭の中でグルグルしています。

摩訶レコード:E.T.のテーマ/ロッキーのテーマ

今回もジャケ買いの一枚とはいえ、内容にもそこそこ期待していました。
E.T.のテーマ/ロッキーのテーマ」です。

 

マーチレクダンス、と謳っており、監修構成に社団法人日本フォークダンス連盟、
とある点で、運動会などの催し物で使用されるレコードなのでしょうね。

 

演奏をマーチングフェローズオーケストラ、という方々が行っています。

 

聞いてみましたが、中身は僕的には『さほど・・・』という具合でしたね。
さぞや無茶苦茶なアレンジしてるんだろうなぁ、と思ったのですが。
残念。
E.T.のほうが多少テンポアップはされていました。

 

注目はジャケットの絵ですね。
なかなか味のある絵です。

 

ロッキーVSアポロなのでしょうけど、右の選手が左の選手の足を蹴ってるように見れば
猪木VSアリに思えなくもない。

 

ロッキー(青パン)は倒れてるんですね。
アポロ(赤パン)は笑顔でベルトを巻いたまま試合しているようだし、
そのベルトには「ちゃんぴおん」って書かれています。
あははは。

 

リングは四角でなく台形だし、レフェリーはいないし、右隅には
セコンドらしき人物がいますね。僕にはドン・キングにも見えます。

って、エイドリアン?

摩訶レコード:夢のスリーナイン号/ふるさと

ジャケ買いしてしまいましたが、所謂パチソンです。
「夢のスリーナイン号/ふるさと」。


どちらも正式歌唱版は「銀河鉄道999主題歌挿入歌集」という
LPレコードに収録されており、
ささきいさお杉並児童合唱団、渡辺直子さんが歌われています。

 

で、このEPレコードですが、「夢の~」は男性、「ふるさと」は女性、
の歌唱となっています。
当然、どこの誰かは判りませんが、男性のほうは若干ささきいさおさんに
声質が似てるなぁ、と感じました。
もしかして両方ともご本人? まさかね。
聞き比べてないので判りません。

 

エレックレコードというレーベルから出ており、リリース年は不明です。
300円という価格が流石パチソンという感じですね。

 

このジャケットは凄いですね。
描かれている女性が普通のOLっぽいし、服というか身体が透けてます。
車内も雑だなぁ。
松本零士先生がめっちゃキレそう。
曲名の字体も、なんかギャグ漫画にありそうな安っぽさ。

 

テレビマンガシリーズで、スペースアクション編って事なので、
他にもリリースされているのかと探してみたら、ありました。
「地球へ・・・」と「ベルサイユのばら」でしょうか?

 

摩訶レコード:オバQ万博へ行く

僕は藤子不二雄さんの作品では「オバケのQ太郎」が一番好きです。
そんなオバQ関連の曲がレコードで出ていました。
石川進さんが歌う「オバQ万博へ行く」です。

 

石川さんは1965年に放送開始のオバQの主題歌も歌われていましたが、
その流れなのか、1970年に開催された万博の事を歌ったこの曲でも
歌唱を取っているんですね。

 

リリースが1967年となっていますので、万博の開催前のリリースなんですね。
A面がボニー・ジャックスの「世界の国からこんにちは」ですが、
有名な三波春夫版と同じ曲です。

 

作詞:東京ムービー企画部、作曲:広瀬健次郎
アニメを制作した東京ムービーの方々が作詞をされており、またオバQ関連の曲を
数多く作曲された広瀬さんの作曲となっています。

 

1965年版のオバQの主題歌に曲調は似ていますね。
歌詞のほうは、Q太郎が万博会場を巡ってくたびれてレストランで食べ放題したり
パビリオンに驚いたりといったもので、なかなか愉快です。