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摩訶レコード:俺は絶対テクニシャン

新年あけましておめでとうございます。
2023年もご愛顧宜しくお願いいたします。

 

2022年は、母親が亡くなったりA猪木さんが亡くなったり、
仕事もいまいち上手く行かなかったりと、
僕にとっては辛い年でした。

 

そんな中でも楽しい事はあり、そのひとつに
ビートたけしさんのオールナイトニッポン全音源を
ある方からファイル交換で入手する事が出来ました。

 

なかなか聴く時間がありませんが、時間を見つけて聴いています。
現在「ホラッチョ宮崎」さんが登場した頃に差し掛かっています。

 

2023年一発目に取り上げるレコードは、
ビートたけしさんの「俺は絶対テクニシャン」。

 

1981年リリース。
ビートたけし」名義では初シングルです。
(ツービート名義で、この前に2枚のシングルをリリース済)

作詞:来生えつこ、作曲:遠藤賢司、編曲:浦山秀彦。

 

来生さんが作詞されてたという事でブッ飛びました。
どういう経緯があったのやら。
っていうか、本当かなぁ?ゴースト?

 

エンケンさんこと遠藤賢司さんの作曲というのも
当時としても斬新だったのかどうなのか。

 

演奏が東京おとぼけCatsとなっていて、これはたけしさんの前に
オールナイトニッポンのDJをやってたダディ竹千代さん所属のバンド。

 

考えると豪華な面子によって作られてる曲ですね。

 

曲調は当時の流行先端のテクノミュージックを取り入れた曲。
歌詞は滅茶苦茶というか、関連の無いワードを繋ぎながら
ある種の下ネタ世界を作り上げています。

 

たけしさんの台詞というか叫びみたいなものも入っていますが、
オールナイト初期で発せられていたものですね。

 

ザ・ベストテン」に出演したいが為に、ラジオのリスナーに対して、
『オールナイトに送るハガキは返信用ハガキで、
返信先をTBSにするように!』、と指示をされていました。

 

「世界のキタノ」となられたたけしさんの黒歴史とも言えるものですが、
ひょっとすると日本より海外のファンが欲しがる一品かもしれません。

 

B面は相方のビートきよしさんによる「茅場町の女」。
こちらはギャグ要素が全く無い歌謡曲となっています。